人と水の密接な関係 - ウォーターサーバーライフ

人と水の密接な関係

人の身体の約60%は水でできている

人間の身体の約60%は水でできているということを、学生時代に習った記憶があるのではないでしょうか。赤ちゃんの場合はさらに多く、約80%が水でできているのです。
夏になると熱中症で搬送されたとのニュースが連日報道されますが、熱中症になる原因は体内の水分が奪われるため。大人の場合、身体の水分の10%を失うと健康が脅かされ、20%を失うと死の危険に脅かされます。
また各器官によって割合は異なりますが、臓器のおよそ70%は水で出来ています。なかでも最も割合が高いものが“肺”で、その割合は約79%。次いで、“脳”が約78%、“血液”が約76%、“心臓”が73%、“腎臓”が約73%、“皮膚”が約71%、“肝臓”が約69%であり、どの器官もほとんどが水で出来ていることが分かります。そのため体内に水分が不足してしまうと、これらの器官が正常に働かなくなり、身体に異常をきたしてしまうのです。
夏場は特に水分補給が大切になりますが、健康的な日常生活を送るためにも、常に60%の体内水分値を維持することが大切に。喉が渇いたら飲むのではなく、常にこまめに水を摂取することを心がけましょう。

1日に必要な水の量

人間が健康的な身体の活動を維持するためには、毎日十分な水を摂取して、その水によって不要物を排泄させることが不可欠。つまりは、体内の水分を循環させることが必要なのです。
汗をかかない・尿が出ないとなるとむくみに繋がるだけでなく、腎臓などに負担をかけてしまいますし、そもそもこの循環がスムーズにいかなければ、生命活動がストップしてしまうのです。
私たちは喉が乾くと何気なく水を摂取していますが、実は水を摂取するということは、生きていくうえでは非常に需要なこと。健康な毎日を送るためにも、十分な水を摂取するように心がけましょう。
では、一体1日に必要な水の量はどれくらいなのでしょうか。まずは成人の体内から1日に失われる水分量を見てみましょう。

<1日に失われる水分量(成人の場合)>

  • 呼吸:500ミリリットル
  • 汗 :500ミリリットル
  • 尿 :1400ミリリットル
  • 糞:100ミリリットル

上記のように、一般的な成人の場合、1日に失われる水の量は約2500ミリリットル。500ミリのペットボトル5本分もの水分が失われていると考えると非常に驚きですが、汗や尿以外にも、呼吸などからもかなりの水分が失われているのです。
その反対に、私たちが飲み水以外で自然に摂取している水分量がどのくらいか見てみましょう。

<1日に自然摂取する水分量(成人の場合)>

  • 食事:1000ミリリットル
  • 代謝物:300ミリリットル

上記のように、食事や代謝物から自然に摂取している水分量は約1300ミリリットル。失われる水分量の2500ミリリットルを考えると、最低でも1200ミリリットルの水分を口から飲み水として意識的に摂取する必要があるのです。
失われる水分量よりも摂取する水分量の方が少ないと、やがて血液はドロドロになってしまい血栓が出来やすくなるといわれています。血栓は脳梗塞や心筋梗塞の引金にもなることから、これらの病気予防のためにも水をこまめに摂取することは大変重要だといえるでしょう。
また血栓以外にも、水分をあまり摂取しないことで腎臓機能の低下から様々な疾患にかかる可能性も高まります。毎日を健康に過ごすためにも、意識的な水分補給を心がけましょう。 そして水分の適切な摂取方法は、一度に沢山の水を飲むのではなく、こまめに飲むことです。仕事のデスクや家事仕事の近くに1リットルボトルを置いておき、1日の起床から就寝までのサイクルのなかで飲みきる癖をつけると良いでしょう。
ご自宅にウォーターサーバーがある場合は、1つのボトルを家族全員でシェアするため、ボトル交換の間隔が、水分補給の目安にもなります。ウォーターサーバーの場合、リビングやキッチンなど常に目に付く場所にあることから、自然と水を飲む癖がつくかもしれませんね。

脱水症状の危険性と対処方法

夏の暑いとき、「喉が渇いた」と感じた経験は誰しもあるのではないでしょうか。実はこの「喉が渇いた」と感じるのは、体内の水分のうちの1%が失われているサイン。体内からたった1%の水分が失われているだけにもかかわらず、強烈な喉の渇きに襲われるのです。
最近では熱中症の予防策として、“喉が渇く前に水分補給をする”ことが推奨されていますが、実はその理由は体内の水分減少に関係があります。
動悸や吐き気など、熱中症の初期症状は、たった2〜5%の水分が体内から失われると起こるといわれており、11〜12%の水分が失われると死の危険性があります。喉が渇いたと感じた際には既に1%の水分が失われていることから、この状態で水を摂取しないと簡単に軽い熱中症の状態にまで症状は進行してしまうのです。
そして熱中症になると食欲不振や意識障害を引き起こすことから、口からの水分摂取が難しくなり、どんどんと症状は悪化することに。さらには、発熱・多量の発汗・下痢・嘔吐などで水分がどんどん失われていき、水分摂取量より喪失量が上回った次点で、症状はさらに進行していくのです。 たかが喉の渇きと思われるかもしれませんが、実はこの喉の渇きこそが、熱中症の初期サイン。とくに加齢の影響で感覚器官が鈍っている高齢者の場合、喉が渇いているにもかかわらず、喉の渇きを感じない人も多いことから、意識的に水を摂取することが推奨されています。また子供の場合は大人よりも発汗量が多いことから、子供の場合も高齢者同様、こまめに水分を与えることが重要となります。
脱水症状を起こさないための正しい水分の摂取方法としては、

  • 食後
  • 食事中
  • 入浴の前後

のシーンでコップ1杯の水を飲むこと。
これだけで脱水症状を防ぐための水分が得られるといわれています。普段あまり水分を飲まないという方は、ベッドサイド・お風呂・食卓の3箇所に必ず水を携行する癖をまずは付けると良いのではないでしょうか。
ただしこれは日常生活のなかでの脱水症状予防なので、猛暑のときや湿度が高く発汗量が多いときは、さらに多めの水分補給を心がけましょう。また、摂取する水分は水やお茶が望ましいです。夏の暑い日にはスポーツドリンクなどで塩分も一緒に補給すると良いですが、実はさっぱりとしたスポーツドリンクにも、大量の砂糖が使用されているのです。そのため全ての水分をスポーツドリンクで賄ってしまうと、塩分や糖分の過剰摂取となってしまうため、普段の飲み物は水かお茶にしましょう。
そして飲み方としては、喉が渇いたからと一気に飲み干すのではなく、こまめに一口ずつかむようにして飲むのが効果的です。また、冷たい水を一気に飲むと内蔵が冷えてむくみや腹痛の原因になるため、注意しましょう。
もしこまめに水分を摂取したとしても脱水症状が起きてしまった場合は、まずはスポーツドリンクなどを薄めて、30分〜1時間間隔で何回も補給しましょう。それでも症状が進行して重篤な場合は、速やかに医療機関の処置を受けるようにしてください。

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